ローカルな雰囲気漂うロイヤル・ターフクラブ競馬場へ JALで行く真冬のタイ旅行13
こんにちは!アースです。
チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットを楽しんだ後にはホテルから見て同じ方面にあるバンコクに2つあるうちの1つの競馬場、「ロイヤル・ターフクラブ競馬場」へ向かいます。
前回の記事はこちら
■目次
- タイにも競馬がある!
- ロイヤル・ターフクラブ競馬場(The Royal Turf Club of Thailand)への行き方(BTS+Uber)
- ロイヤル・ターフクラブ競馬場に到着&探索
- ロイヤル・ターフクラブの馬券の買い方
- レースを観戦&競馬場内をぶらり
- 6.Uberを使ってホテルに帰る
タイにも競馬がある!
日本には東京競馬場や阪神競馬場、中京競馬場といった競馬場があるように、タイ・バンコクにも競馬場があります。日本では江戸時代最後期(1862年)に外国人居留地で西洋式の競馬が行われたのが競馬の始まり、と言われているようですが、タイでも19世紀末に競馬が始まり、20世紀初めに2つのターフクラブが作られました。
その2つのターフクラブがあるのが「ロイヤル・ターフクラブ競馬場」と「ロイヤル・バンコク・スポーツクラブ競馬場」。現在もどちらでも競馬が開催されており、基本的には日曜日に2つの競馬場を交互に、またごく稀に土曜日にも開催されるようです。
こちらのサイトさんがとてもわかり易いです。
タイの競馬場 - 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル (JAIRS)
今回は、「ロイヤル・ターフクラブ競馬場」で競馬がちょうど開催されているときにバンコクへ訪問したので、せっかくなので行ってみました。
ロイヤル・ターフクラブ競馬場(The Royal Turf Club of Thailand)への行き方(BTS+Uber)
さて、「ロイヤル・ターフクラブ競馬場」に行こうと決めたのはいいのですが問題はその場所にあります。
上記の地図を見ると、競馬場の近くにBTSの駅がありません。ローカルな鉄道の駅はあるのですが、ウィークエンドマーケットからは行きづらく、BTSを利用する必要があったのでパス。なので必然的にBTSのラチャテウィー駅(Ratchathewi Station)からタクシーで行く必要があったのですが、これが大変でした。
場所が通じない…
ロイヤル・ターフクラブ競馬場という日本語で調べると、日本語の情報がすぐに出てくるのですが、場所をタクシーの運転手に伝えることが大変です。
ロイヤル・ターフクラブ競馬場は競馬の開催日以外は「ロイヤルドゥシットゴルフクラブ」というゴルフ場として運営されており、さらにGoogleMapに登録されたNang Loeng Race Courseという地名を見せてもタクシーの運転手にはどこのことだか?という顔で断られ、唯一わかりそうな運転手にも300バーツだと言われいやその距離で(2km無いくらい)その金額は日本より高くないかということで断ります。いやはや困った。
Uberがあった!
そこで思い出したアプリがUber。一度日本で入れてそのまま放置していた存在ですが、そういえばタイでも使える?ということで起動してみるとなんと使えました。
Uber - 配車を依頼する - ドライバーとして収入を得る | Uber
周りには車が走っていることを示すアイコンが表示されており、さらにGoogleMapに登録された名前を検索して目的地に設定するだけで行くことが出いるのでわからないと言われることもありません。なんてすごい発明なんだ、とその場では思いつつ、早速ロイヤル・ターフクラブ競馬場のある「ドゥシットゴルフクラブ」を検索して車を呼ぶと、ものの5分ほどでアプリで表示されていたHonda CR-Vがやってきました。
移動中の車内は快適そのもの。暑い屋外でタクシーを探していたときと比べれば天国です。基本的にBTSのラチャテウィー駅からは西に真っすぐ行った場所にあるので特に道を曲がることもなく15分ほどで到着。Uberの明細は52.5バーツと、最初に提示された金額の6分の1で移動することができたので大満足。以降、バンコク市内のちょっとした移動はすべてUberになります笑。
※便利だなと思ってこの記事を書いていたのですが、どうやらタイ国内ではUberが違法になってしまったようです。上記の情報は2017年2月のお話ですので、いま見られているときに利用できるかは不明です。
ロイヤル・ターフクラブ競馬場に到着&探索
行きつくまでに何やかんやありましたが、競馬場に到着です。
想像よりも大きな建物でした。日本の地方競馬くらいですかね。そしてここでもプミポン国王の写真が掲げられています。
入場料は50バーツ
入場口がわからん。ということで歩くと、チケットを購入する場所が。入場料は1人50バーツ(約150円)と日本より(100円)も高いです。
チケットを買っても入り口がわからずうろうろしているとおばちゃんにここだよというジェスチャーをされたのでそこから入場します。
100バーツの入場口も
※あとから競馬場の奥に進むと、100バーツの入場口がありました。どうやら100バーツの入場口はグランドスタンドと言うらしく、ゴールに近くて、ちょっときれいだったそうな。これを見つけたのは帰り際だったので行けませんでした。残念。
ローカルな雰囲気漂う館内
入場して探索します。特に館内図みたいなものは見つけられなかったのでブラブラと歩きます。
タイのおっちゃんがいっぱいいます。雰囲気的には日本の競馬場とあんまり変わらないかな笑。ただ建物が少し煤けているので汚さがありますね。
売店はありませんが露天が至る所にあるので食べ物には困らなそうでした。
外に出てみると、ターフビジョンもちゃんとあり、ここだけ見れば日本の競馬場と変わりません。
屋根もあるので暑いバンコクでも屋外で見ることができます。
足元は…。日本も競馬が終わった後はこんな感じですかね。清掃してくれる人が多いのでキレイなだけです。
ロイヤル・ターフクラブの馬券の買い方
せっかく競馬場に来たからには馬券を買ってみましょう。レーシングプログラムが入口近くで販売されていたのでそちらを確認してみます。英語版なので読めます。タイ語版は50バーツらしいですが流石に読めないので英語版を。
しかし、騎手の相性とかそんなものはわからないので前走の記録を見ながら良さそうな馬を買います。
馬券の種類は単勝(WIN)、複勝(PLACE)、馬連(QUINELLA)、三連単(TRIFECTA)の三種類があるとのことだったのですが、騎手の相性やそもそもその馬がどんなものなのかわからない状況で三連単は当たるわけ無いだろうってことで、単勝と複勝を購入することに。
基本的に競馬場内にある窓口で購入できるようです。外にある窓口には多くのタイ人が並んでおり、そこに並んでみました。
タイ語は離せませんでしたが、購入したい種類と馬の番号を紙に窓口の人に渡すと買えました。写真では第9レースの1.10.11のWIN(単勝)を100バーツづつ購入しています。また、最低購入料金は50バーツ(約150円)と、日本より少し高め。タイ基準で考えればかなり高めです。
レースを観戦&競馬場内をぶらり
購入したらレースが始まるまで待機。馬は出てきていますが、なかなか始まりません。
始まる時間はよく分かりませんが、馬がコースに入り、特に決まった時間があるわけもなくはじまりました。
コースと観客席は近いです。迫力のある写真が撮れます。
そしてコースを一周してレース終了。ちょっとよく見えなかったのですが、どうやら単勝が当たっていたようで。ラッキー。
払い戻しは鉄格子で覆われた見た感じでお金を扱っていそうな場所に行って、買った馬券を差し出すとお金にしてくれました。100バーツが500バーツとそこそこ儲かりましたね。勝ったのは最初の1レースだけでしたが。
競馬場は多層構造になっているので、上の階にも行ってみます。天井が迫ってくる感じはありますが、眺めは日本の競馬場とそう大きく変わりません。こちらのほうが開放感があっていいですね。
なんやかんやありましたが、着いた時間がもうあと2レースしかない、という時間だったので、とりあえず2レースを観戦してホテルへ帰ります。結果は…一応プラス(200バーツ)でした。海外の競馬は賭けるのではなく見るのが本番な面もあります。
6.Uberを使ってホテルに帰る
帰る前に少しだけ探索を。競馬場のパドックからは今日のレースを終えた馬たちが出ていく所。
先程言った100バーツの入場券はこの建物の下で買えるのでもし行く機会があればこちらの建物にどうぞ。
建物の側面を歩き、帰宅します。
入口付近には大量のバイクが。地元の人はバイクで来ている人が多いんですね。と言うかこのバイク出れるのだろうか…。
レースも終わり、日も落ちてきたのでホテルへ帰りましょう。
行きで使ったUberが便利すぎたので帰りでも使います。ホテルまで行ってもいいかなと思ったのですが、バンコク市内は渋滞が激しいという噂も聞いおり、ホテルからBTSの駅までそこまで距離があるわけでもなかったので行きと同じくBTSのラチャテウィー駅(Ratchathewi Station)までUberを使いました。
駅からはBTSに乗って、ホテルへ戻ります。今回はここまでで、次回に続きます。