全国の見学のできるウイスキー蒸留所まとめ 旅行と一緒にいかがでしょう?

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2014年から2015年にかけて放送されたマッサンによって火が付いたウイスキーブーム。ウイスキーの注目度が一気に上がったのでほとんどのウイスキーが値上げされてしまい、数年前と比べて高くなってしまいウイスキーを飲む身としては辛いところです…。

 

 

ウイスキーを飲むのが好き、ちょっと変わった旅行をしたいという人におすすめなのが全国にあるウイスキーの蒸留所巡りです!各地の観光地からも行きやすい場所に位置していることが多い蒸留所について、私個人が行った感想を含めてお届けします!

 

目次

 

 

余市蒸留所【北海道/NIKKA】

 

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北海道、余市町にあるニッカウイスキー余市蒸留所は、全国の工場見学&社会科見学ランキングでも1位に輝いたことがあるなど、とても有名な蒸留所ではないでしょうか。ここでは「シングルモルト余市」といったウイスキーが生産されているほか、マッサンの舞台としても有名です。この余市蒸留所は小樽からバスで30分ほどで行けるので、小樽観光と一緒にいくといいと思います。駐車場もありますがウイスキーの試飲もできますので公共共通機関で行くのがおすすめですよ。

 

見学は、無料でガイドさんが工場の説明をしながら見学できる予約制のガイド付き蒸留所見学のほか予約しなくても個人で工場内を自由に見学できます。どちらでも見学の最後には竹鶴やスーパニッカ、アップルワインのほかウイスキーが苦手な方にはソフトドリンクの試飲も。ここでしか買えないウイスキーウイスキーチョコなどもあり、ぜひ一度足を運んでもらいたい蒸留所です。

 

www.nikka.com

 

宮城峡蒸留所【宮城県/NIKKA】

 

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余市と同じくニッカウイスキーが運営する宮城峡蒸留所は、竹鶴政孝が築き上げたニッカウイスキー第二の蒸留所。ここでは、「シングルモルト宮城峡」などが作られています。アクセスは、東北自動車道「仙台宮城I.C.」より25分、仙台駅よりバスで60分、仙山線作並駅」より無料のシャトルバスがでているなど宮城旅行と一緒に訪れるのが良いですね。作並温泉から近い場所にあるので、作並温泉と一緒に温泉とウイスキーを楽しむのも乙なものです。

 

宮城峡蒸留所の見学料は無料で、60分で蒸留所内の見学や宮城峡などの試飲ができます。インターネットにて3日後以降の予約ができますが、当日受付でも当日見学受付所での受付で見学ができるので安心です。ただ、時間を待つ時間を作らずに旅行を満喫するためにも予約をおすすめしますよ。

 

www.nikka.com

 

富士御殿場蒸留所【静岡県/KIRIN】

 

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次はKIRINの「富士山麓」や「ロバート・ブラウン」、「オークマスター」などを生産する富士御殿場蒸留所です。アクセスはJR御殿場駅よりタクシーで20分、東名高速道路「御殿場I.C.」より車で10分ほど。御殿場プレミアムアウトレットや少し行けば箱根野原場所となっていますので、それらと組み合わせた観光がおすすめです。

 

富士御殿場蒸留所の見学料は無料。70分でウイスキーの製造過程や試飲などができるプログラムです。予約はインターネットからできますが、休館日が月曜日なのでその点だけ注意です。こちらはインターネットでは2日後まで、電話では翌日の予約がそれぞれできます。

 

www.kirin.co.jp

 

ガイアフロー静岡蒸溜所(2017年春より)【静岡県/ガイアフロー】

 

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あまり馴染みのないガイアフローという名前。私も今回はじめて聞きましたが、こちらは酒類販売のガイアフローという会社が静岡でウイスキーを製造しようということで建設された静岡市にあるクラフトウイスキーの蒸留所。2016年10月に稼働が開始され、2017年春以降の一般公開を予定しています。

 

かなり山沿いの場所にありますが、静岡駅からは車で45分ほど、静岡観光や東名利用の際に行ってみるのが良いと思います。また情報が更新され次第、こちらの情報も更新しますね。

 

www.gaiaflow.co.jp

 

白州蒸溜所【山梨県/サントリー

 

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白州蒸溜所は、山梨県北杜市にある蒸留所で、「白州」などのウイスキーを製造、貯蔵しています。アクセスは中央本線小淵沢駅」よりタクシーで10分、中央自動車道小淵沢I.C.」より15分ほどと、諏訪方面や八ヶ岳清里など信州の各種観光地と合わせやすい場所に位置しています。同じ敷地内には「南アルプス天然水」を生産するサントリー天然水南アルプス白州工場もあるので、ウイスキーと合わせた見学ができます。

 

蒸留所の見学ツアーは有料で、1人1,000円。80分で製造工程とティスティングができます。有料ですが、非売品の白州構成原酒が飲めるのでいいと思います。また、前日までの事前予約制となっているので見学したい場合には予約が必須です。敷地内にあるウイスキー博物館やファクトリーショップなどは無料で見学できますが、工場見学に来たのなら製造工程の見学をした方がいいと思います。一方で隣接する天然水工場の見学は無料ですが、こちらも要予約なのでウイスキーと一緒に予約してしまいましょう。

 

www.suntory.co.jp

 

マルス信州蒸溜所【長野県/本坊酒造

 

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マルス信州蒸溜所は、本坊酒造によって建設された蒸留所。「シングルモルト駒ケ岳」や「マルスウイスキー信州」といったウイスキーが製造されています。アクセスはJR飯田線駒ヶ根駅」よりタクシーで10分、中央自動車道の「駒ヶ根I.C.」より約5分ほど、中央アルプス駒ヶ根に位置しています。隣接地には南信州ビール駒ヶ岳醸造所もあり、合わせて見学をしたいところです。

 

こちらは蒸留所もビール醸造所も無料で見学可能。メールまたはFAXにて見学の申し込みができます。信州旅行の際には合わせていかがでしょうか。

 

www.hombo.co.jp

 

山崎蒸溜所【大阪府/サントリー

 

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サントリーの山崎蒸溜所は、京都と大阪の間、山崎に位置しており観光でもとても行きやすい蒸留所ではないでしょうか。ここではシングルモルトウイスキー「山崎」が製造されています。アクセスはJR東海道本線山崎駅」、阪急「大山崎駅」より徒歩10分ほど、山崎は京都と大阪の間に位置していますので京都、大阪の周遊旅行などのついでに行くことができます。京都からは15分なのでますます行きやすくなります。

 

こちらの見学料は有料で、1人1,000円。土日祝限定、所要時間100分で山崎のティスティングもできるTHE STORY OF YAMAZAKI~シングルモルトウイスキー山崎誕生の物語~というツアーも2,000円で参加できますので、時間が合う場合はこちらもおすすめです。また、以前は予約もなく行けたのですが山崎ウイスキー館内の展示やショップも無料ですが予約が必要となっています。昨今のブームで人が多くなってしまったことが一員と考えられますが、山崎蒸留所へ行かれる場合はネットから予約しましょう。

 

www.suntory.co.jp

 

江井ヶ嶋酒造本社(休止中)【兵庫県/江井ヶ嶋酒造】

 

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こちらは休止中ですが再開になる可能性もありますので紹介しておきます。こちらは「シングルモルトあかし」などを生産する江井ヶ嶋酒造の本社にあるウイスキーの蒸留所で、合わせて清酒や焼酎なども生産されている工場となっています。アクセスは神戸市の西南30km、山陽電車西江井ヶ島駅」より徒歩7分の場所にあり、明石市に位置しています。淡路島や神戸、姫路など観光地が多く点在する兵庫県内ですので合わせた観光はしやすいです。(休止中ですが…)

 

見学に関しては無料で行っていたのですが、現在は休止中となっています。資料館や同社内見学ができたようなのですが、今はできないようなのでまた再開したらお知らせします。

 

www.ei-sake.jp

 

マルス津貫蒸溜所【鹿児島県/本坊酒造

 

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さて、最後に紹介するマルス津貫蒸留所は鹿児島県南さつま市にある本土最南端の蒸留所です。こちらはマルス信州蒸溜所を持つ本坊酒造が運営しており、「HHAE」や「津貫ニューポット」などが作られています。アクセスは鹿児島空港から90分、「上津貫」より徒歩2km、鹿児島市内から車で70分、枕崎や指宿などと行った観光地から少し入った場所にあります。

 

見学は無料。蒸留所内の自由見学と有料試飲などが45分ででき、申し込みフォームかFAXで申し込めます。予約がなくても見学はできますが、混雑している場合には見学が断られる場合もあるようなのできちんと予約してから行きましょう。

 

www.hombo.co.jp